◆マネジメントとは? ~南極を目指したアムンゼン&スコットから学ぶ⑤

先人の言葉

 こんちには! 左馬介(さまのすけ)です!

 アムンゼン(今は「アムンセン」と書くことが多いようですが)とスコットによる

南極点を目指した壮大なレース、実際にスタートした後の彼らの軌跡を追ってみたいと

思います。時々刻々と状況が変わる南極、その中で遭遇した困難をどう乗り越えたのか

今に生きる私たちにも応用できる部分があります! まずはアムンゼンから。

アムンゼン究極のリアリズム ~ゴールは南極ただ一つ!

彼の行動からは次のような点を学ぶことができます。

  (1)自分が選んだ目標なら全神経を集中すべし!

  (2)現実から目を背けるな!そこに真実がある

  (3)撤退は負けではない!再起である

アムンゼンの南極点への目的意識ははっきりしていました。

 ・目指すは南極点一番乗り →そのために全ての思考と資源を傾注する!

 ・徹底した現実主義 →行動・人数も全て計算ずく、犬さえも!!

 ・ダメなら引き返す →命あっての物種!

(1)集中!

 誰の支援も受けられない南極では、自分たちの持つ知恵と資源だけが頼り。

イヌイットから教わった犬ぞりを駆使して、全く未知の行程を自身の経験から判断し、

無言で待ち構える氷河の割れ目を乗り越えていく、旅をしながら成長するのです。

 現代の仕事に取り組む姿勢も同じですね。受け身では全く成長できません。

(面倒だし大変ですが)自分からゴールを設定し自分から飛び込んでいく、

これで飛躍的な成長が約束されます。特に新しいことにトライするときは、

人から言われてやると「停滞」、自分から取り組むと「躍進」になります!

(2)現実根差した判断

 アムンゼン究極のエピソードは、ソリ旅行の相棒であるエスキモー犬たちを

旅の途中で射殺して雪に埋め、帰りの行程の食糧にしたという話です!

 今なら動物愛護団体の皆さんに叱られる話ですが、究極の目的のため目標のため

涙を呑んで決断したと著書にも記しています。

一緒に旅をすれば犬にも情が移るもの、事あればその情を断ち切って現実に徹する。

現代で言うならば、

 ・目標を見失わないよう、信頼する仲間にも厳しい言葉をかける

 ・上司であってもあるべき姿からズレている時はハッキリと指摘する

 ・失敗が目前に迫っているときは反対されようとも一旦引き返す

などでしょうか。

 すべてに勇気が要る行動ですが、そこにその人の「決断力」が見え隠れします。

一時の迷いが未来に渡ってマイナスになることは避けねばなりません。

 かの中国の諸葛亮孔明は、上司の劉備玄徳が判断に情に負けて迷っているときに、

「小事に拘り大事を見誤るなかれ」と言ってたしなめたという逸話もあります。

 現実を見つめた上で自分が「これは違っている」と判断したならば、

毅然とした態度で主張すべきです。

 多くの人は「どうして?」と思うかも知れませんが、「その通り」と首を縦に振って

くれる人が本当に信頼できる「仲間」になります。

 前述の劉備玄徳と諸葛亮孔明も真の盟友となり蜀建国へと飛躍していくことになります。

(3)撤退OK!

 アムンゼンもアタックを一回やり直しています。まだ冬が明けきらず寒かったこと、

人数の多さによる負担などでした。でもこの勇気ある撤退で、二回目は超スリム化した

アタック隊と共に気候にも恵まれ見事に極点に達しています!

 人間は一度物事を始めると、なかなか止めない生き物です。仕事だと尚更!

 ・止めること ≒ 負け、失敗、自分の責任、見えた目が悪いなど・・・

どうにもイメージが悪いですよね。 

 人間心理でいう「現状維持バイアス」が影響しているため、「せっかく始めたのに」

「今止めると逆に損なのでは?」 そんな気持ちになるからです。

 メンツに拘りつづけ、本当の姿を見ることなく直進していたらどうでしょうか? 

そこが南極だったら命を落とすことにもなりかねません。ビジネスでも同じで、

 会社の実績や信用に関わることならある意味で命取りになります。

★まとめ

 今置かれている環境を冷静に捉え、時によっては敢えて撤退の決断を下せるかどうか、

アムンゼンが南極探検で実践していた「集中」「現実を見る」「撤退する勇気」は、

100年以上が経過した現代でも十分に応用・活用ができる、仕事や生きていくための

アドバイスになっている気がします!!

最後まで読んでいただき、ありがとうござました!

◆マネジメントとは? ~南極を目指したアムンゼン&スコットから学ぶ⑥

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