【税金 計算方法】年末調整、めっちゃ大事です! チェックすべき3つのポイント~サラリーマンと税金②

税金を知ろう

 日々仕事が待っているサラリーマンにとって、所得税や住民税などは普段あまり

気にしないかもしれません。特に10月~11月ころに会社から送られてきたり

WEB上で登録したりする「年末調整」は「今年も来た、面倒くさいなあ」と

思う方も多いのではないでしょうか?

 私が過去数千名分の実務処理をしていたときも、人気のない業務の一つでした、、、

 しかし、この年末調整を疎かにすると所得税、引いては住民税にも影響が出ます

そして記入間違いなどをすると後から結構な額を徴収されたりもします

★年末調整で忘れたり間違えたりすると何が起こるのか?

 結論は「ほとんど場合で損をする!」です。

 ・扶養じゃない人を扶養に入れてしまった

   →後から市区町村から連絡が来て所得税や住民税を徴収されます

 ・保険料控除証明書の添付を忘れた

   →担当部署から書類を突き返されます

 ・控除の申請そのものを忘れた

   →余分な所得税を払うことになります

 ・住宅ローン控除申請を忘れた

   →後日自分で確定申告が必要になります

 

 年末調整の申告書はとにかく「細かい・字が小さい」ので、イライラしますよね、、、

 しかし自分のお金に関わることなので、自分の所得税の精算をするための年中行事と

して、少し時間をかけて内容や添付書類などをチェックしましょう!

 特に「~控除」という名前のものは、皆さんの所得を下げて所得税を抑制してくれる

効果がある非常に大切な項目になります!

①扶養している家族の収入をチェック!

 皆さんに扶養をしている家族がいる場合、その人の収入を毎年確認してください! 

 その家族がお子さんで高校生くらいまでならば恐らく大丈夫だと思いますが、

扶養者としている「配偶者」そして「大学生以上のお子さん」の場合は、

必ず年間収入の見込みを確認するようにしてください。

 ここでいう年間収入は「その年1月~12月の暦年」での総収入(税込み)で、

基本的な税法上の扶養控除可能デッドラインは「年収103万円」になります。

(配偶者は特別控除枠もありますが社会保険も考慮するとここが一定のボーダーですね)

 まず配偶者、恐らくパートさんなどのため扶養に入っているのだと思いますが、

  ・勤め先が年末にかけて忙しく就業日数と給与が増えそう

  ・1月からの累積収入合計があいまい

などであればすぐにチェックを! 103万円を1円でも超えると通常の控除から

特別控除という控除額が減るシステムへ移行してしまいますので注意!

 そしてお子さん、最近はアルバイト時給が高くなっている傾向もあり、ちょっと

頑張って働くと上記の「103万円」を超えてしまう可能性があります。

 またお子さんは年間給与を確認することが少ない傾向がありますので、

親御さんから是非確認をしてみてください。

 仮に大学生(19歳~22歳)のお子さんが扶養控除から外れると、なんと

「63万円×あなたの所得税率」分の所得税が増えてしまうことになります!

【実例】

 私の会社ではある社員のお子さん(大学生)が103万円以上アルバイトを

していたのに、その社員さんは扶養に入れて年末調整。翌年に市町村から連絡がきて

住民税額も改定(増額)され、所得税も約25万円近く追徴されました、、、

(参考)国税庁HPより:扶養控除の額

No.1180 扶養控除|国税庁

②生命保険、iDeco(小規模掛金控除)、住宅ローン控除などの書類をチェック

 所得から控除できるものの主役級として、

  ・生命保険料控除、地震保険料控除などの保険系

  ・最近流行っているiDecoに関わる小規模共済掛金控除

  ・住宅ローン控除

などの証明書をしっかり確保・保管して、その金額も確認しておくことです。

 書面がないとそもそも会社が控除をしてくれません。最近は圧着ハガキで郵送される

ことが多く、不要なチラシに紛れてしまうこともあるので注意してください。

 そして住宅ローン控除、初回は確定申告をするので良いのですが、その後は税務署

からもらった残り9年分の控除申請書を毎年1枚ずつ使います。

 だた9年間自宅で保存するうちに「あれ、どこいったっけ?」となることがあります。

再発行もできますが手間がかかります。見た目はただの紙ですが是非「これはお金だ」

と思って大切に保管してください。

 これらは先程の扶養控除と共に皆さんの所得税を少なくする効果があります。

 特に住宅ローン控除は「税額控除」と呼ばれるもので、最終計算された所得税から

ダイレクトに控除をしてくれる大変インパクトの高いものです。

③各控除項目の数字の転記とチェック

 前述の②で確保した証明書関係を最終的に年末調整申告書に転記するのは皆さんの

作業になっていきます。

  ・「記入する場所」を間違えないようにする

  ・「金額のケタ」を間違えないようにする

  ・控除額までの計算方法は複雑、分からないときはすぐ周囲に聞いてみる

 記入場所を間違えると突き返される可能性があり、金額のケタを間違えてしまうと

その後控除是正をされたり逆に所得税を不要に高く払うことになります。会社には

必ず処理担当の方やその道のエキスパートがいるものですので、自身の知識アップの

ためにも声をかけてみることをオススメします。

まとめ

 ①扶養家族の収入見込みをチェック・103万円がボーダー

 ②保険料控除などの書面はしっかり確保・金額もチェック

 ③記入の際は転記場所やケタ数に注意

 年末調整は「サラリーマン版の確定申告」になります。この手続き一つで所得税と

住民税の金額が確定します。

 ちょっと手間をかけるだけで手元に残る金額が増えることがありますので、

ぜひ有効活用していきましょう。

【税金 確定申告】確定申告はした方がいい? ~サラリーマンと税金③

最後まで読んでいただき、ありがとうございました!

 

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